アメリカ 利上げに待った!?
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は、昨日下記のように述べてます。
「経済にはまだ過熱感は見られない」
「賃金上昇しているが、高インフレをまだ示さず」
「利上げの必要性は見受けられない」
この発言を見ると来年中には利上げは打ち止め、回数も1回か2回程度と想定されますね。
ただ、アメリカ経済の先行きは米中貿易戦争の解決内容、時期に大きく委ねられる状況となっており、仮に1月から関税が発動されるようなことになれば、来月の利上げで打止めとなる可能性も…。
トランプ大統領は政治家ではなく経営者なので、自国も大きなダメージを受けることは避けるのでは…と思ってましたが、先の中間選挙で捻れてしまったので、強硬姿勢の民主党がどのようなスタンスを取るかによっては強硬姿勢を貫く事もあるかもしれません。
すでに12月の利上げは織り込まれてますので、来年の利上げスタンスに関する発言いかんでは、ドル円は円高にじわじわ進む事もありそうですね。