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トランプ関税発言とEUのサウジ対応&トルコ

①トランプ米大統領が週末に「日本が市場を開放しないなら日本の自動車に20%の関税をかける」と発言しております。

日米二国間貿易協定に関するプレッシャーと言うより、中間選挙前のアピールと捉えたほうが正解かもしれません。

中間選挙までこういった言動がある事を覚悟しておいたほうがいいですね!

 

サウジアラビア人記者カショギ氏が殺害された事件について、トルコのエルドアン大統領は、ドイツ、フランス、ロシアの首脳に「詳細に立ち入った」説明を行ってます。

また、ドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領は、トルコのイスタンブールで会談し、サウジアラビア人記者カショギ氏殺害事件を受けて、サウジへの制裁を科す場合は欧州全体で協調していく方針を確認してます。

イラン核合意で、イラン寄りのスタンスであるEUはまだこういう姿勢にでれますが、逆の立場であるアメリカ、日本など、イラン産原油の輸入削減を決めている国はサウジとは繋がっておきたいので、立場的に難しいですね。

武器輸出に関しては、難色を示すドイツに対し、アメリカ、フランスはどうも輸出を続けたいようです。

サウジ問題で鍵を握るのはトルコ。トルコはサウジ大使館を盗聴しており殺害の確固たる証拠を握ってます。

トルコがどうでるのか?見ものですね。

一つ言えることは、トルコは月光仮面ではないこと。悪(サウジ皇太子?)をこらしめることが目的ではなく、この問題を利用して自国に有利な交渉をしようとしています。アメリカにとって、皇太子が関与していることが明らかになることはネガテイブですので、トルコはアメリカに対し、証拠隠滅と交換でアメリカから見返りを得る交渉をしているのでは、と思われます。

なかなかしたたかな国ですね!