FXをしている人に向けてのブログ

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昨晩の動き

NYタイムの動き)

・ユーロドルは続落。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が、定例記者会見で「経済成長へのリスクは概ね均衡」「インフレに関する我々の自信を疑う理由がない」との認識を示すと、ユーロ買い・ドル売りで反応。22時頃に一時1.1432ドルと日通し高値を付けた。

また、イタリア予算案を巡り同国と欧州連合EU)の対立が深まるなか、戻りを売りたい向きは多く上値は限られた。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て一時1.1356ドルと8月16日以来の安値を付けた。

・ポンドは軟調。ポンドドルは一時1.2798ドルと9月5日以来の安値を付けたほか、ポンド円は144.03円と9月10日以来の安値を更新した。英国のEU離脱交渉やメイ英政権の先行き不透明感がくすぶるなか、ロンドン時間にはラーブ英EU離脱担当相が「EUと最善の合意へ向けて努力している」としながらも、「EUが譲歩しない姿勢を示すなら合意なき離脱のリスクはある」との考えを示している。

ドル円は3営業日ぶりに反発。(ここが想定外)ユーロやポンドなどに対してドル高が進んだ影響を受けて円売り・ドル買いが先行。ダウ平均が一時520ドル超上昇し、ナイト・セッションの日経平均先物が520円上げたことも円売り・ドル買いを促し、一時112.67円と日通し高値を付けた。ただ、前日の高値112.74円が目先レジスタンスとして意識されるとやや伸び悩んでいる。