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雇用統計

アメリカが明日に最新10月の雇用統計(非農業部門雇用者数)を発表しますね!市場コンセンサスは前月比+20万人です!

ハリケーンフローレンスの影響で雇用が抑制された9月+13.4万人から、10月にはハリケーンの復興作業の影響が雇用を大幅に引き上げると見ており、+20万人とのこと。

しかし、ハリケーンマイケルの影響がフロリダ州ジョージア州の雇用に反映する可能性もあり微妙なところです!

 

雇用統計と最も相関関係が強いとされる10月のADP雇用統計は前月比+22.7万人と予想外に、9月+21.8万人に続き20万人台の増加となってます。しかし、ADP統計では、給与が支払われなくとも、従業員名簿に載っている限り、統計に加えられる一方、労働省が発表する雇用統計では、給与が支払われない限り加算されません。このため、ADP統計にはハリケーンのマイナス影響が反映しにくく、逆にマイナスが反映する雇用統計はADP雇用統計よりは下がりそう。しかし、全米の雇用が引き続く強く拡大している証拠であることは確かで、失業率も3.7%と50年近くぶりの低水準です。

私の注目は雇用統計よりも平均時給。平均時給は前月比+0.2%と9月の+0.3%から鈍化も、前年比では+3.1%と、2009年4月来以降9年ぶり最大の伸びが期待されています。労働市場の過熱が証明されると、トランプ米大統領の忠告にもかかわらず、FOMCは12月の追加利上げに踏み切らざるを得ないですね。


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